step 38:スマホのデジタル終活

最近、SNSで税理士さんが「デジタル終活の重要性」を発信されているのを見かけました。スマホのロックを外せるように次世代に分かるようにしておかないと、相続手続きなどへの大きな影響があるといった趣旨のものです。

何かとスマホでの手続きを誘導されるご時世なので、確かにデジタル終活も必須ということになります。私自身、ネット銀行の利用者で通帳もありませんから、スマホへのアクセスができないとどうにもなりません。

step 34では「SNSアカウントはどうなってしまうのか」について少し整理してみたところですが、今回は、iPhoneとAndroidの二種類でどんな感じになるのかを調べてみました。

今流行りのAIを活用して何度かやり取りをすると、一旦下記のようにまとまりました。
(※記載中にある「紙に書いて遺す」という部分は、私の場合はstep 33でご紹介した「単語帳」へ置き換えて実践しようと思います)

💡 スマホのデジタル終活・3つの重要ポイント

1. iPhoneは「家族の申請」で動く
生前にiPhone内で「引き継ぐ家族」を指定すると、暗号(アクセスキー)が発行されます。それをプリントアウトして遺しておき、万が一の際は家族がAppleへ死亡証明書と一緒に申請することで、写真やデータが引き継がれます。

2. Androidは「スマホの沈黙」で動く
「スマホが3ヶ月使われなくなったら発動する」と生前に設定しておきます。もしもの時、Googleが自動で「持ち主に何かあった」と判断し、指定した家族のメールアドレスへ、データダウンロード用のリンクを直接送ってくれます。

3. 【超重要】共通の落とし穴「画面ロック」
上記の公式機能は、あくまでネット上(クラウド)のデータを守るためのものです。家族が「目の前にあるスマホの画面」を開くには、4〜6桁の画面ロック解除パスコードが絶対に必要です。これだけは必ず私の「単語帳」のように、家族が見つけられる形できちんと遺しておく必要があります。

📱 ひと目でわかる!iPhoneとAndroidの違い

比較項目🍎 iPhone(アップル)🤖 Android(アンドロイド)
公式の機能名故人アカウント管理連絡先アカウント無効化管理ツール
引き継ぎのきっかけ家族がAppleに死亡証明書を出す一定期間、本人のスマホ利用がない
生前の家族への共有アクセスキーを渡しておく事前共有は不要(自動で家族へ通知)
引き継げるデータ写真、メモ、連絡先、クラウドデータGoogleフォト、Gmail、連絡先など

*既に実践されている諸先輩方もおられるかと思います。なんだかハードルが高そうな気もしますが、現代の事情に合わせて考えられたサービスだと割り切る必要があるかもしれません。皆様もお持ちの機種でざっくりとシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。