
カレンダーは5月。爽やかな風が吹く季節ですが、ここ数年の傾向を考えると、もうすぐそこまで「長い夏」が迫っているのを感じます。
バテてしまう前に、できる準備はしておきたいもの。今回は、私が勤め人の頃から大切にしている、里山での「山椒摘み」のお話です。
夏を乗り切る「シャーっ」とした刺激
私にとっての熱中症・夏バテ対策、その筆頭が「山椒」です。 自宅から車で小一時間ほどの里山には、この時期のわずか10日間ほどしか開園しない特別な場所があります。
あの「シャーっ」とした痺れるような刺激は、食欲が落ちがちな夏に欠かせないスパイス。アクセントとして万能な山椒を、私は一年分ストックするためにこの場所を訪れます。
「摘む」という贅沢な自然の時間
山椒はスーパーやデパ地下でも見かけますが、旬の時期は驚くほど高価。 私が通う里山では、公式ウェブサイトで時期をチェックして出かけ、大粒の実を自分で摘んで精算するスタイルです。
指先で摘んでいく作業は、無心になれる贅沢な時間。 アクティブに身体を動かすゴルフも楽しいですが、静かに自然と対話するようなこのひとときは、人生後半戦の私にとって、何物にも代えがたい「豊かな積み重ね」だと感じています。
旬を冷凍して、一年中楽しむ
摘んだばかりの山椒は香りが格別です。その日のうちに料理に使うのはもちろんですが、残りは丁寧に冷凍保存して、通年で小出しに利用しています。
以前 step 15〜17 でご紹介した「おばんざい」やメニューにひと加えするだけで、味がキリリと引き締まります。最近は、山椒をたっぷり入れたご飯を炊いたり、おにぎりの具にしたりするのがお気に入りです。
勤め人時代にはなかなか毎年通うのは難しかったのですが、これからはこうした季節の行事を「定例化」していきたい。そんな風に思っています。